松江店、36歳!!
小汀 泰久 | 2011.10.19
昭和50年10月19日(大安)の日、仏壇の原田・松江店は現在の地
にオープンしました。 昨年の10月20日に35歳の誕生日を祝った
ことを掲載しています。
http://www.butsudannoharada.com/blog/2010/10/post-134.html
昭和50年の松江に進出した当時の松江店です。
平成23年10月20日午前10時の当店
「さちこ」さんとこの年の3月に結婚していますが、この時には東京で
参議院議員の秘書をしていました。当然のことながら「さちこ」さんも
一緒に仕えた議員のお宅の道路一つ隔てた1DKの部屋でのいわゆ
る新婚生活でした。
私にとりまして人生の転期となること(重複を避けます。10月6日に
アップ済み)
http://www.butsudannoharada.com/blog/2011/10/post-461.html
出雲の仏壇の原田(当時は、正式には原田仏檀製作所)に8月2日
入社して2ヶ月目の10月19日に前載の店の「店長」となりました。
この当時を振り返ると「さちこ」さんは、妊娠8ヶ月目であり、新店舗
が出来上がると「開店準備」、店の2階で生活するために「引越し」
と8ヶ月の<身重>でありながら大車輪の活躍で、開店当初のお互
い<全く商売も知らない><仏壇の”ぶ”の字も知らない><お寺の
”て”の字も知らない><松江の風土・気質も知らない>など
「ない、ない尽くし」の状態でありました。
只只、”一生懸命”仏壇を売るために頑張りました!!
年明けの1月3日が、今の長女(自衛隊勤務)の誕生予定日でありま
したが2週間も早く、とっても安産で生まれてくれました。思いますに
「さちこ」さんが、<大車輪の動き>をしていた賜物であったと思いま
す。
この年の1年をこうして思い出しますと<自分中心>で振り返ることが
多いのですが、数年前にふと、「さちこ」さんのお父さんやお母さんの
気持ちはどうであったか?と考えたことがあります。
「参議院議員の秘書」「東京で生活」をしている者に、娘を嫁がせたつも
りが、半年も経たない間に「仏壇屋」「松江」になるということに「どう、
気持ちの整理をお付けになったか?」 今は亡き、お父さんには
申し開き(お詫び)が出来ませんが、お母さんには36年経った今からで
もちゃんとお詫びを申し上げなければなりません。
「さちこ」さんが、この36年自ら大手術をしたり、川に落ちたりしたこと
があったり、さまざまなことがありながらもこうして「明るく、元気で、私を
立てながら」居てくれて今日の私がありますことに感謝をしたいと思いま
す。
間違いなく「仏壇の原田・松江店」が36歳を迎える最大の功労者は、
「さちこ」さんです!!