「SUNNY号」の訪問!!
小汀 泰久 | 2012.06.08
梅雨に入った今日、午前中のエピソードです。
昨晩、提灯の家紋書きの仕事が一段落した9時半頃から天神川で
恒例の「エビ捕り」を30分ほどしました。
この「エビ捕り」をしている時に暗闇ではありましたが対岸に白い
舟が停泊しているのが見えまして、今朝もう一度確認しました。
今朝8時前に、このように係留してありました。この舟のオーナーを
Face Bookの情報により知っておりましたので携帯で連絡をして「当
社の横まで来てもらって写真を撮りたい」とお願いをしましたら、快く
承諾いただきました。
舟ですから当然エンジン音を響かせて停泊するものと思っていました
が、見ると柏木船長さんが自ら高水敷きの上を舟を引っ張りながらこ
ちらへ向って来られています。お聞きますと「藻が多くて、エンジンに
負担が掛かるので引っ張ってきました」とのことでした。
この暑い日に、いくら川面とは言いながら舟を引っ張って頂いたのです。
身勝手なことを、お願いしてしまったことを悔いました。
「仏壇の原田・埠頭」(?)に到着した塗装をしたばかりの「SUNNY号」
来ていただく事が確定してから、すぐに「お迎え」のために急遽、草刈
をしておきました。
この船体の塗装も柏木船長が自ら最近されているようです。
驚くことに柏木船長は、このSUNNY号の他にもう一隻大きな船の
オーナーでもあるそうです。八束町で農業もされておりますし、もともと
松江市内の老舗宝石店で長年勤務され、宝石に関する鑑定士などの
免許も取得されている方で当店にお越し頂いているときに居合わせた
ダスティン・キッド君とも英語で会話をするというインターナショナルな
方であります。
ラフなファッションですが、舟に乗っていらっしゃると「船長の風格」が
漂っています。
暫しの会話が弾んだ後、船長から「ボクらの誇り 自衛隊」のシールは、
まだ余分がありますか?」とのことで事務所の「さちこ」さんを呼んで3枚
お渡ししましたら、この写真の通り、直ぐ貼って頂きました。
柏木様は、以前、Face book上で希望者を募った時に、いち早く手を上げ
て頂き購入して頂きました。 重ねて感謝です!!
また、この舟に乗せていただくことをお願いして、この度の寄航が終わりま
した。
こうして「高水敷き」の上を、柏木船長がロープで引っ張りながら去ってゆ
かれました。 藻の影響ではありますが、「なんとも奇妙な光景です。」
柏木船長さま、本当に有り難うございました!!