2月22日「竹島の日」
小汀 泰久 | 2013.02.22
今年の「竹島の日」は、8回目を迎えある意味<特別な日>に
なった。
その一つに地元のケーブルテレビ「マーブル」が1時30分から
県民会館での式典を生中継をした。このことは、会場に行こうと
思っても数か月前に予約で満席になってしまうという状況で望
んでいても式典会場に参加できない者にとってとても嬉しいこ
とでありました。
TVの画面で会場内が映し出されると沢山の顔見知りの人があり
ました。明らかに公開されている申し込み・抽選で来たと思える方
ではなく、特定の団体関係の方が毎年出席しているようです。私は
この方々がいけないということではなく『真の県民運動』にするので
あれば<毎年、特別な人>だけの「竹島の日」にするのではなく広
く県民に開放した「竹島の日」にすべきと思うからです。
冒頭こそは、こうして笑顔も交えながら主文は、原稿を上手にお読
みになった溝口知事!!
続いて今回の今までとは違う<目玉の一つ>内閣府政務3役の
一人島尻安伊子内閣府政務官。この人も上手に朗読をされました。
私はTVを見ながら何とか正面の表情を撮ろうと合計8枚撮りました
ご承知のようにデジカメのシャッターは、多少時間差があり正面の
表情が撮れませんでした。(それだけ原稿を読むのが忙しかった)
島尻政務官に比べ領土問題議員連盟会長 山谷えり子さんは、
瞬時も下を見ることもなく柔和な表情を保ちながらしかし、毅然とし
た態度で同僚議員の役職も名前も、しかもこの場で発言すべき全
てを的確に共感を得るあいさつでありました。会場に行った友人か
らも同様な印象を受けたとの連絡も頂きました。
このような国会議員が議席を持っていてくれることは、誠に頼もし
い限りです。
続いて島根第2選挙区選出、竹下議員です。一昨年の自衛隊父
兄会の総会には、東日本大震災の現場で自らの目で見た自衛隊
員の活躍の様子を会員が涙するほどの名演説をなさいましたが、
今回は、自らの政権の役職を長いからとメモを見なと言えないとい
う認識の甘さを露呈していました。この「竹島の日」に限らずこの
時点まで「放置」してきたのは、「自民党」です。決して竹下 亘氏の
責任ではなく国会議員として有力議員が揃っていたのに、この問題
を真剣に取り上げ、国としての動きをしなかったのは民主党ではなく
戦後の政治家の責任です。
前政権では、拉致問題担当大臣をしたこのひとですがあんまり「頼
りにならない人」です。
逆に、弁護士でありながら刑事訴追を受けたり尖閣に上陸したり
「行動隊長」西村 眞悟氏も冒頭の「憲法とういう文章~~」に言及
するほどの改憲論者であり、「国際政治での発言力を高めることは
国防力を高める以外にない」と一貫している下を見るどころか会場
から外へ届けとばかりの熱い発言でした。
私の見方でもっとも「つまらん」発言者でありました。何とかの「党を
代表して」と紹介はされていましたが「父が自衛官で~~」というこ
としか印象に残らないものでした。このひとに発言の場を与えるな
ら自民党青年局長 小泉 進次郎氏に発言の機会を与えるべきで
した。
「8回のうち、6回目の参加です!!」「少数政党の一員であった
からできること」などと言ってましたが<重要なのは回数ではなく、
問題解決に何を尽力したか?>が問われるのが国会議員と思い
ます。
自民党副幹事長として地元島根第1選挙区選出のの細田博之氏、
この方も他の懸案については活動の内容を知っているつもりです
が、この「竹島の日」に関わることについて具体的な行動をなされ
たことは聴いていないし、この式典の党の要職に継続して就いて
いらっしゃる時も野党の時も含め、参加は初めてでした。
他にも何人かの発言がありましたが省略いたします。
中国五県自衛隊父兄会や、中四国自衛隊協力団体長会議に参加
しますと毎回、他県の方から「島根県は、県が『竹島の日』を制定し
て素晴らしいネ」と言われます。政権交代して8年目でこのようなセ
レモニーはできるようになりました。しかし、問題はこれから<あの
韓国>と平和的に難交渉をしていかねばなりません。
本当に「胆の座った政治家」が出てきて交渉するしかないと思いま
す。
その意味で昨年に続き生来を嘱望される「日本の政治家」(と私は
、思っています)小泉 進次郎氏が、この『竹島の日』に島根に来て
くれていること、そしてぶら下がりの記者会見で「一過性のことにし
てはいけない!!」と強く発言していることに意を強くしています。
先ほど、小泉 進次郎氏が昨年の3月、私の母校である陸上自衛
隊高等工科学校(私の時は、少年工科学校)の卒業式で約7分間
の祝辞を述べたYOU TUBEを見ました。現場を知ってないと口か
ら出ない言葉を並べています。先日も東日本の被災地に行ってま
す。(自民党青年局の代表として120人の国会議員を引き連れて)
良かったら是非、見てください。 感動ものです。