開星高校での梶谷隆幸選手!!
小汀 泰久 | 2013.12.28
今秋、「サムライJAPAN]の一人に選出された横浜DeNA梶谷隆幸
選手が母校であります開星高校、ABCホールにてドリカム講座番外
編の講師として2時間、トークショーの形式で恩師の一人でもありま
す同校常務理事、川上 大先生の進行で開催され参加してきました。
この一年のホームラン16本がYOU TUBEの映像から紹介され、
梶谷選手が登壇。第一声が「いつ、打てなくなるか不安です!!」と
プロの厳しさを感じさせる言葉で始まりました。
今注目のプロ野球選手らしくテレビカメラが3台と新聞記者2社の報
道陣も取材に来ていました。
自らも野球のプレーヤーでもあり、開星高校の野球部を野々村前監
督とともに創部した川上 大先生が、結構専門的な質問をして結構
左打者から打っていることなどが紹介されました。また、村本部長に
バトンタッチしてからは、中学校の時に学業成績が良くて野球でなく、
学業の特待生で入学したことなど梶谷選手の優秀さが紹介されまし
た。
学業成績の話題が出た後、開場に同席されていた津森先生が「打
率の反対の成績でした。」と言うユニークな表現で文武両道であった
ことを紹介。梶谷選手から後輩へアドバイスとして「ご飯をしっかり
食べましょう!!」
そして「SNSで知り合った神奈川県からこの会場に来て頂いた方を
紹介します。」と言われ、登壇したのが開星高校の卒業生で神奈川
県逗子市の逗子小学校4年3組の担任をしている江角麻耶さんでし
た。クラスの38人の児童全員と共に梶谷選手のファンでメッセージ
や手紙を持参し、立派な自己紹介、梶谷選手への思いを伝えられ
ました。江角さんは、「私の夢がかなったのは、開星高校の先生の
教えのおかげです。」と学校関係者の方にとっては、嬉しい卒業生
の言動であり、頼もしく感じられたことと思います。(この江角さんは、
川上 大先生とFB繋がりの情報で、28日の講座に是非、参加させ
てほしいとのことで参加されています)
私も含め、今日は周辺の小学校野球部の人、一般市民、教育関係
者などにも開放されていました。
後半は、プロ入り後の怪我の話など普段めったに聞けない苦労話、
そして「サムライJAPAN」での話題。来シーズンは、外野手コンバー
トのため、すでに秋季練習は外野の練習をしていることなどが披露
されました。色紙を10名余りに来て頂くゲームをしている間に3年の
時の担任の角田先生が登場。「20年後の自分」と言う題名の作文
を披露され、感動したのがイチローとかサッカーの本田選手などの
作文と一緒でかなり明確な目標が書き残されていることに驚きまし
た。ご本人が望むように140試合怪我なく出場できれば成績は残
せる自信はあるように見受けましたので是非、来シーズンは、全試
合出場してご本人の目標である3割、30本、30盗塁を是非達成し
てほしいものです。
川上先生のスマートな司会・進行で、沢山の質問も出て「アッと言う
間の2時間」でした。
強く印象に残っているのは「島根LOVE」と言ってはばからない梶谷
選手の<郷土愛>でした。この気持ちがあるからこそ今日の講師に
も繋がったことと感じます。野球部キャプテンが謝辞を立派に述べま
した。
最後にお礼を兼ねて大多和校長先生が激励の言葉を述べられまし
た。教育の機関の長として大多和校長先生は温厚な中にも一本筋
の通った気骨の人であり、開星高校の今日のあるのは間違いなく
この先生のリーダーシップの所以であると感じます。
次回は、講座のあと八雲庵に食事に同行させて頂いた時のことを
紹介します。