新型護衛艦「いずも」その4
自衛隊関係 | 2015.06.06
格納庫甲板で案内の幹部と別れ、いよいよ「いずも」から内火艇
に移る事になりました。
こうして当直幹部以下4名が、一人一人に敬礼をしながら見送って
頂きました。前の僧職の衣の方は、海上自衛隊生徒の12期生だそう
で陸と海の違いはありますが生徒出身の方でありました。
内火艇に乗船するタラップは、この通り海面の波しぶきが真下に見
えるちょっと恐怖感が出てくるものでした。上がる時は、上を見て
いたのですが、降りるときはず~っと下を向いていなければならな
いものでした。しかも内火艇が波で30センチくらい上下動します
ので乗るタイミングもありました。
内火艇に乗船後、「いずも」を見上げるとその大きさが改めて認識
させられます。
「いずも」から離れる時に先ほどの敬礼をして見送りをしてくれた
当直士官以下約10名が「帽ふれ!!」の別れの挨拶をしてくれて
いました。細かな心遣いをしてくれていました。感謝です!!
内火艇は、操縦士も含め3人の乗務員で概ね20人乗りでした。
3キロほどの冲に停泊していましたが、あの大きな船影がだんだん
小さくなって5分余りで大社港に着岸。
この度、お世話になりました自衛隊島根地方協力本部広報室勤務の
大崎1等空曹(右)と今年島根大学から防衛省に入省した防衛事務
官の二人です。こちらもお世話になりました。
4回にわたってシリーズで紹介した新型護衛艦「いずも」これで終了します。