金剛寺

金剛寺

[出雲三十三番観音霊場]

金剛寺イメージ

当山は地頭平の常村の祈願所で十二坊があったという。しかし享徳二年、常村の孫中常性粗暴で、伽藍破り佛像は山下の薬師が谷に集めて焼き払ったという。その時火中にあった阿弥陀如来と馬頭観音は災をまぬがれ、それぞれ本堂と観音堂の本尊に祀られたと伝えられている。開山大拙雄和尚が明応年間であった。
石段の下に清水の湧く井戸があり、小さなお堂の中に何伽井観音が祀られている。これは古来阿伽井と呼ばれる霊泉であり、昔在所の長者の娘が大変な醜女であり、長者が観音に願をかけて祈ったところ美人にかわり、お礼に剣一口鏡二枚を井戸の底に埋めてある。(痣で悩む人の参詣もあります。)

<ガイド>
●宗 旨/臨済宗
●ご本尊/馬頭観音(県指定有形文化財)
●行 事/7月第2日曜 胡瓜、紫陽花供養
馬頭観音開扉
●名 所/古墳の丘古曽志公園

本堂石段前の     「古江六地蔵尊」

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赤伽井の霊泉。

 

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御詠歌

もろこしの めづかんのんを しんずれば びじんのそうを うるとこそきけ

アクセス

松江市東長江町299TEL0852-36-7640