堀尾家のお寺「圓成寺」パート2
「妙見社」が公開されているとの新聞報道により「圓成寺」を
尋ねましたが、流石にこのお寺は、歴史があります。
山門前の石段も「島石」(大根島産のとっても風合がある石)製です。
本堂は、臨済宗らしく決して派手ではありませんが重厚な本堂です。
半菱の照明天蓋を挟んで両脇に「幢幡」が輝いています。この「幢
幡」は、20年ほど前にほぼ黒くなっていたものを当社で修復させて
頂いております。
内陣、ご本尊様の前の「小判型仏天蓋」も当社で15年ほど前に納入
させて頂きました。
「小林如泥」 作の欄間が長押の上に飾ってありました。
堀尾家の家紋が入った膳組み、歴史を感じさせます。
本堂をすぎて、久しぶりに客殿に入るとこの「名園」が目に入ります。
正面に「白いドウダンツツジ」が五部咲きくらいの感じで陽を浴びていま
した。古木でありますがきれいに花をつけていました。下から咲いてゆく
ようです。
「ドウダンツツジ」のHpを紹介しておきます。
http://www.mitomori.co.jp/hanazukan/hanazukan2.6.26doudan.html
「ドウダンツツジ」の左には来待石の最も古い灯籠といわれる「六角地蔵
灯籠」があります。400年の歴史があります。(1604年の銘あり)
廊下沿いに茶室に向いますが、この後は、次回にします。