お寺に行こう「誓願寺」
本日、午後2時から近所の浄土宗「誓願寺」様を訪ねました。
目的は、白潟地区社会福祉協議会と白潟公民館で主催をされた
「お寺に行こう!第1弾~誓願寺編~」という大変興味を誘う題名の
イベントに参加するためです。
JRの高架下から山門、本堂を見たところです。墓土地は、JRの線路で
分断されてJRの高架下の側道を越えて反対側にあります。
「街歩き」に関わる資料と共に準備していただいた資料です。
右側の「本縁山 誓願寺」という7ページの資料をもとに佐藤昭雄 住職
様から約1時間に渡りお話を聞きました。
浄土宗清浄華院の末寺であり、松江の七大寺のひとつで松江藩の代々
家老の大橋家、三谷家の菩提寺であり、松平直政公の信仰が厚かった
ようです。
特に徳川15代の内、二代秀忠、九代家重、十四代家茂の御位牌が
お厨子に入った状態で祀られています。
何度か火災に遭ってあまり「寺宝と言われるものはない」とのことで
ありましたが、この3体の御位牌と松平不昧公の直筆の山号を揮毫
した掛け軸は、その存在感を高めています。
本堂は鉄筋コンクリート製ではありますが、内陣、外陣の荘厳道具の
素晴らしさも目を見張るものがあります。市内のあらゆる宗派のお寺
さまの中でも屈指のものです。
そのほかに沢山の由緒話をお聞きいたしましたがこのシリーズを白潟
地区では継続されるようでありますので楽しみであります。
こうしてそのお寺で、その寺のご住職様からお話を直接お聞かせいた
だき、普段見ることに出来ない仏像やお宝を写真にでも撮ることが出
来ますことは、誠にありがたく感謝です。次回も是非参加したいと思い
ます。